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馬場 健太郎
『Layered vision - Brush with the invisible』
2018年11月3日(土) - 11月25日(日)
筆を進めていくうちに絵の具の層(layer)の境界線、 あるいはズレの間から静かにヴィジョンが立ちあがります。イタリア留学時代に習得したヨーロッパの古典技法に裏付けられた作品は、確固とした空間を作りな がらも透明感に溢れ、独特の光を放っています。
その光の中で鑑賞者は深遠な色彩の層に隠されたそれぞれの心の風景を見出すかもしれません。
今年は、国内のコミッションワークの他、ポルトガルのポルト市、ローマやパリ、そして韓国の安養市の安養文化芸術財団でも作品が紹介され、作家の国際的な活躍も期待されています。
ティル・ナ・ノーグで2回目の個展となる今回は、油彩・アクリル作品、ドローイングの新作を発表します。ぜひご高覧ください。
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風景のその先。記憶や時間、風、香り…
目に見えないが確かにある世界を描きたいというテーマのもと、色を塗り重ね、油絵の具の質感や重なりのズレを大切な表現として考えてきた馬場健太郎。
開催概要
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馬場 健太郎『Layered vision - Brush with the invisible』
会期: 2018年11月3日(土) - 11月25日(日)
開廊日時:火 – 日、13 – 19pm
休廊日:月曜日
作家プロフィール
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馬場 健太郎
1993年 創形美術学校研究科造形課程修了(修了制作 高澤賞受賞)
1996年 第10回ホルベインスカラシップ奨学者
2006年 文化庁在外派遣研修員としてミラノに滞在、ブレラ国立美術学学校
国内外で、コミッションワーク多数。